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働き方を知る

キャリア年表

キャリアステップの図

タムラでは、どんな働き方を選び、どんな目標に向かっていくか、一人ひとりの希望や適性に応じたキャリアパスを描くことを応援しています。ここでは、電気設計一筋で海外でも活躍した社員と、部署の異動を重ねながらキャリアアップした社員の2人を紹介します。

H.Saeki

| 1997年入社 |

・電子部品 技術統括部

トランスやリアクタの設計を担当

H.Saeki

A.Noguchi

| 2001年入社 |

・コーポレート
コミュニケーション統括部

社内外広報、IR、広告宣伝を担当

A.Noguchi

H.Saeki

| 1997年入社 |

・電子部品 技術統括部

トランスやリアクタの設計を担当
 

H.Saeki

A.Noguchi

| 2001年入社 |

・コーポレート
コミュニケーション統括部

社内外広報、IR、広告宣伝を担当

A.Noguchi
1997年

電子部品 電気設計に配属

大学で電気工学を学び、教授の紹介でタムラに入社しました。配属されたのは、テレビやエアコンなどのトランスを設計する部署です。今は新人教育のプログラムがかなり充実していますが、当時(約30年前!)は1日1時間くらい先輩社員がついて仕事を教えてくれて、あとは自習時間みたいなものでした。1人で仕事をする時間が長かったのですが、他部署を含め何かと面倒をみてくれる社員がたくさんいたので、少しずつ会社に慣れることができました。

〈身についたスキル・利用した制度〉
トランス設計の基礎知識
2005年

電子部品 電気設計リーダー

入社8年目にリーダーに昇格。自分が担当するトランス設計に加え、部下の仕事をフォローすることが増えました。部下には「困ったことがあったら何でも話してくれていいよ」と伝え、よく相談にのっていましたね。ある時、納品したトランスに不具合が出て、約3か月にわたって環境試験を繰り返し、何とか解決したことがあります。朝から晩までの連続試験には苦労しましたが、自力で乗り切ることができたのは良い経験になりました。

〈身についたスキル・利用した制度〉
トランス設計の基礎知識
2012年

電子部品 中国子会社へ海外赴任

トランスやリアクタの設計を中国に移管するため、上海にある子会社に赴任しました。中国で設計・量産した製品を、現地で販売する計画です。どの市場のどの会社にアプローチするかリサーチし、家電メーカーやパワーコンディショナーメーカーに売り込みをかけました。日本との一番の違いは、スピード感です。日本では確かな製品をつくるのが最優先ですが、中国では失敗したら直せばいいという考え方でどんどん進めていきます。また設計の面では、例えば新しい材料を試すときに、枠にとらわれずアイデアを出して何でもやってみようという空気があり、非常に刺激を受けました。

〈身についたスキル・利用した制度〉
海外への設計移管から量産化までの業務
部下の人材育成
2014年

電子部品 中国子会社のマネージャー

赴任先でマネージャーに昇格。中国での開発案件が量産に至らないケースが多かったため、何とか量産化に結びつけようと打開策を練りました。また、中国での販売も不調だったため、方向転換して世界各国に販路を広げることにしました。韓国、タイ、マレーシア、アメリカ、カナダなど、タムラの拠点を飛び回って販路を開拓。日系メーカーのお客様が中心だったため、言葉にはそれほど苦労していません。海外では、どういう方針でどこへ行って何をするか、自分で決めて少人数で話し合うだけですぐ動き出すことができます。そういう面では仕事がやりやすいですね。

〈身についたスキル・利用した制度〉
海外の全拠点を対象とした拡販業務
2022年

電子部品 帰国して技術統括部 統括マネージャー

設計を中国に移管したため、日本での設計業務が限られたものになっていました。部下の意欲を引き出すため、設計業務の一部を日本に戻すことが必要だと判断し、設備も徐々に整えています。もう一つ重要なのが人材育成です。海外スタッフと連携し、若手社員の経験不足を補うため2か月間の海外研修に送り出し、中国で設計の数をこなすとともに、スピードを体感してもらいます。この海外研修を経験することで、本人の希望や適性に応じて海外赴任につながるケースもあります。

〈身についたスキル・利用した制度〉
設計業務の体制整備
海外スタッフと連携した人材育成

Message

アイデア勝負でチャレンジしよう!

タムラは、やる気さえあれば幅広い経験ができる会社です。ぜひ若いうちに、アイデア勝負で何でもチャレンジしてください。日本だけでなく海外でも活躍するチャンスを得れば、開発や設計の他にもさまざまな経験ができ、人脈も広がって、それが将来の仕事に必ず役に立ちます。前向きで国内外様々な部署とコミュニケーションを取りながら働いてみたい方、ぜひ一緒に働きましょう!

2001年

経理に配属

国際関係学科を卒業し、グローバルに事業展開をしているタムラに入社を決めました。最初の3か月間は総務、人事、秘書などいろいろな部署を経験しながら会社に慣れ、最初に配属されたのは経理部門です。その時点で経理の知識はまったくなく、右も左も分からない状態。それでも面倒見の良い先輩方に育てていただき、また週次・月次・年次業務というルーティンワークだったこともあり、数字が苦手な私でも仕事を覚えることができました。

〈身についたスキル・利用した制度〉
新入社員研修
経理知識(オンライン教育受講)
2008年

内部監査室に異動

2008年に日本で内部統制報告制度(J-SOX法)が導入され、それに対応するためタムラでも内部監査室の人員が増強されました。内部監査の仕事は、各事業部門や子会社を訪問して業務内容や使用書類などを確認し、不備があれば指摘して改善していただくことです。監査を受ける側は負担もあったろうと思いますが、お互いに会社を良くしたい気持ちを共有しているので、真摯にご対応いただけていました。国内はもちろん、アメリカ、メキシコ、イギリス、チェコ、イタリア、中国、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナムなどの拠点にも足を運びました。海外を飛び回る仕事がしたかった私にとって、とてもやりがいがありました。

〈身についたスキル・利用した制度〉
J-SOX法(外部セミナー受講)
内部監査業務(外部セミナー受講)
2019年

経営支援統括部に異動

子育てが始まり、長期出張のない部署で働きたいと考え、社内公募制度を利用して経営支援統括部に異動しました。私に任されたのは、それまで各部門が独自のフォーマットで作成されていた事業戦略の統一フォーマットを考案する仕事です。現状分析をしやすくすることで、経営戦略をサポートできるようにしたいと考え取り組みました。他にも、One TAMURA交流会という全社的な勉強会の企画・運営をチームで担当しました。2021年にはリーダーからマネージャーに昇格。ここでの業務には、内部監査室での知識や経験を活かすことができたと思います。

〈身についたスキル・利用した制度〉
資料の統一フォーマット作成
勉強会の企画・運営
社内応募制度
育児支援制度
2022年

コーポレートガバナンス広報IRグループに異動

次に私が手がけたのは、社内外にタムラ製作所の取り組みや魅力などを伝え、知名度や企業価値の向上を目指す仕事です。社外に向けては、ホームページの充実、メディアとの交流、機関投資家との面談、広告宣伝活動、展示会への出展などに加え、決算発表や株主総会にも関係しています。社内に向けては、社内報やイントラネットでの発信などで、特に社内報については、デジタル化したことで社内コミュニケーション活性の場にしていきたいと考えています。新たな試みとして動画を使って決算説明をしたところ、社員の反響が大きく、今後もさまざまな企画で社員に伝える努力をしていきます。

〈身についたスキル・利用した制度〉
IR業務
リリース作成等、広報業務
広告宣伝に関する手法
ホームページや社内報の企画・作成
2025年

コーポレートコミュニケーション統括部 統括マネージャー

4月に統括マネージャーに昇進。まだ女性の統括マネージャーはごく少数なため責任の大きさを実感していますが、会社をより良く変え、さらに盛り立てていきたいと考えています。業務内容は、引き続きIR、社内外広報や広告宣伝などです。年齢の幅が広く男女が揃うバランスの取れたチームで、みんなが自由に活動しています。その自由さが良い方向に向かえば、会社にとって有効でしょう。今はどう統率をとるか不安の方が大きいのですが、チームメンバーがのびのびと仕事ができる環境づくりを目指していきます。

〈身についたスキル・利用した制度〉
部署の統括・運営
職場の環境整備と人材育成

Message

仕事を面白くする方法はいくらでもある!

私は入社後に部署を異動しながら、一から新しい仕事を覚えてきました。いろいろな部署を経験できたことで、自分の世界が広がったと感じています。皆さんに伝えたいのは、もし「自分の思っていた仕事と違う」と感じたとしても、工夫次第で仕事を面白くする方法はいくらでもあるということ。自分で自分の可能性を狭めたりせず、ポジティブに仕事と向き合っていきましょう!